珈琲とエトセトラ_1
- コーヒーサークル 薫華究
- 1月30日
- 読了時間: 3分
20260130
昨年11月から年末にかけて、7種のコーヒーを飲んで味わいのインプットをした。
シングルオリジンだけでなくブレンドについても、どのような合わせ方で、どのような世界を表現したいのか、いつ飲みたいと思わせたいのか、何と合わせたいのか、飲んでいる間はそのことをずっと考えていた。
コーヒーの魅力は、(私にとっては)産地と生産者によって唯一無二の味が存在することである。
正直今は感じ取れないが、似た味の産地がいくつか揃ったとしても、似て非なるものだと考えている。
また、同じ豆でも抽出の器具や方法を変えるだけで出てくる顔が異なることは、飲み比べをするとより分かるのではないだろうか。
シングルオリジンは、産地ごとにかなり大まかではあるが、味わいを分けることができる。
ただ、大まかに分けられるからといって同じ味わいの豆が何個も存在するわけではなく、生産者によっても異なるし、精製方法や焙煎は特に味わいを左右する。
例えば、生産者Aが生産しているコーヒー豆と生産者Bが生産しているコーヒー豆は、部分的に似たフレーバーを感じるが、口に含んでから喉を通り後味に至るまでのフレーバーは異なる。
また、(正直見たことはないが)生産者Aが生産しているコーヒー豆の精製方法がウォッシュドとナチュラル(アンウォッシュド)では異なるだろう。
そして、生産者Bが生産しているコーヒー豆を買い取った焙煎士Cと焙煎士Dが焙煎するのでは、異なる焙煎度合いはもちろんのこと、同じ焙煎度合いでも味は僅かであろうが異なるだろう。
使用している焙煎機や焙煎を止める僅かな差であっても、抽出して液体にしたときは違いとして出てくるのではないのだろうか。
この液体にしたときの僅かな差を汲み取るために、カッピングという方法でテイスティングするのである。
カッピングは、粗挽き(フレンチプレスで抽出する時に近い挽目度合い)にしたコーヒー豆を使用して、香り、品質、飲んだ時のフレーバーなど、コーヒー豆の全体像を知るために行なわれる方法である。
フィルターを通したり、細かい粉を極力取り除いたりするのとはまた異なる味わいが出てくるというのが大きな特徴で、ポジティブな部分だけでなくネガティブな部分も出てきやすい。
豆の買い付けをする人が現地で行なう時もあれば、焙煎士が自身の焙煎の品質を確認するために行なうことが多く、大人数でカッピングをして感じた香りやフレーバーをすり合わせることもある。
大人数で行なうことによって、自分が分からなかった部分を知ることができる、かつフレーバーの感じ方が分かるようになってくる。
ある一つのコーヒー豆をとっても、さまざまな楽しみ方があるし、そのコーヒー豆のポテンシャルを知りたいと思ったら、カッピングで特徴をつかんで最適な抽出方法でおいしく飲むこともできる。
カッピングのハードルが高ければ、2つ以上の抽出方法で飲み比べて、違いを知っていくこともできる。
楽しみ方はそれぞれだが、普段と違う部分があるだけでも「特別な一杯」になる。
では、より良いコーヒーライフを
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